金龍山寂静寺。寺領6石の御朱印状
寂静寺の概要
天台宗寺院の寂静寺は、金龍山大光院と号します。寂静寺は、天台宗第3代座主慈覚大師円仁(貞観6年864年寂)を開山として創建、典乗(永和元年1375年寂)が中興したといいます。慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領6石の御朱印状を受領、厳有院殿(第4代将軍徳川家綱)の養女浄岸院殿からの寄付により葵御門の戸帳を使用していたとあります。
山号 | 金龍山 |
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院号 | 大光院 |
寺号 | 寂静寺 |
本尊 | 大日如来像 |
住所 | 平塚市南金目1787 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
寂静寺の縁起
寂静寺は、天台宗第3代座主慈覚大師円仁(貞観6年864年寂)を開山として創建、典乗(永和元年1375年寂)が中興したといいます。慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領6石の御朱印状を受領、厳有院殿(第4代将軍徳川家綱)の養女浄岸院殿からの寄付により葵御門の戸帳を使用していたとあります。
新編相模国風土記稿による寂静寺の縁起
(南金目村)
寂靜寺
金龍山大光院と號す、天台宗(土屋村大乗院末、)開山慈覺(貞觀六年正月十四日卒、)中興典乗(永和元年二月十五日卒、)本尊三尊彌陀、葵御門の戸帳あり、寶暦十一年浄岸院殿(嚴有院殿御養女、實は清閑寺大納言凞定女、繼豊に嫁せらる)寄納せらるゝ所なり、慶安二年八月境内六石の御朱印を賜ふ、(新編相模国風土記稿より)
寂静寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿