覚園寺。開基北条貞時、鎌倉二十四地蔵尊霊場、鎌倉十三仏
覚園寺の概要
真言宗泉涌寺派の覚園寺は、鷲峰山真言院覚園寺と号します。建保6年(1218)二代執権・北条義時が建てた薬師堂(現本堂)を前身とし、九代執権北条貞時が開基となり、智海心海を開山に迎え、四宗兼学道場として永仁4年(1296)創建したといいます。鎌倉二十四地蔵尊霊場3番、鎌倉十三仏11番です。
山号 | 鷲峰山 |
---|---|
院号 | 真言院 |
寺号 | 覚園寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 鎌倉市二階堂421 |
宗派 | 真言宗泉涌寺派 |
縁日 | 黒地蔵縁日:8月10日 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 鎌倉二十四地蔵尊霊場3番、鎌倉十三仏11番、拝観は10時から15時までの一時間毎 |
覚園寺の縁起
覚園寺は、建保6年(1218)二代執権・北条義時が建てた薬師堂(現本堂)を前身とし、九代執権北条貞時が開基となり、智海心海を開山に迎え、四宗兼学道場として永仁4年(1296)創建したといいます。鎌倉二十四地蔵尊霊場3番、鎌倉十三仏11番です。
鎌倉市掲示による覚園寺の縁起
建保6年(1218)二代執権・北条義時が、戌神将のお告げにより建てた薬師堂が前身です。その後九代執権・北条貞時が、元寇が再び起こらぬことを願い、戒律を中心とした四宗兼学道場に改めました。
本堂の薬師三尊坐像と十二神将像は鎌倉屈指の尊像です。奥深い境内は静寂としていて、古都鎌倉の面影をよく残しています。
地蔵堂の黒地尊像の縁日(8月10日)には、多くの参詣者が訪れます。(鎌倉市掲示より)
覚園寺所蔵の文化財
- 覚園寺境内(国史跡)
- 木造薬師三尊坐像(国重要文化財)
- 日光・月光両菩薩像(国重要文化財)
- 十二神将立像(国重要文化財)
- 阿弥陀如来坐像
- 鉄造不動明王坐像
- 木造地蔵菩薩立像(黒地蔵)(国重要文化財)
- 開山智海心慧和尚の宝篋印塔(開山塔)(国重要文化財)
- 二世大燈源智和尚の宝篋印塔(大燈塔)(国重要文化財)
- 覚園寺文書(97通)
覚園寺の周辺図