仏海山大船観音寺。昭和35年に観音像が完成
大船観音寺の概要
曹洞宗寺院の大船観音寺は、仏海山と号します。大船観音寺は、昭和4年に地元有志が大船観音の建立に着手したものの、社会情勢により工事を中断、戦後曹洞宗管長高階瓏仙禅師らが中心となり財団法人を設立、昭和35年に観音像が完成、昭和56年曹洞宗大船観音寺として宗教法人登記、大本山総持寺貫主乙川瑾瑛が開山したといいます。
山号 | 仏海山 |
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院号 | - |
寺号 | 大船観音寺 |
本尊 | - |
住所 | 鎌倉市岡本1-5-3 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大船観音寺の縁起
大船観音寺は、昭和4年に地元有志が大船観音の建立に着手したものの、社会情勢により工事を中断、戦後曹洞宗管長高階瓏仙禅師らが中心となり財団法人を設立、昭和35年に観音像が完成、昭和56年曹洞宗大船観音寺として宗教法人登記、大本山総持寺貫主乙川瑾瑛が開山したといいます。
鎌倉市掲示による大船観音寺の縁起
昭和四年(一九二九)に平和祈願のため地元有志が大船観音の建立に着手し、昭和九年(一九三四)に像の輪郭だけが出来上がりましたが、当時の社会情勢や資材不足により、未完のまま工事は一時中断となりました。
戦後、曹洞宗管長高階瓏仙禅師らが中心となり財団法人大船観音協会を設立し、多くの人々からの募金による浄財で、昭和三十五年(一九六〇)に現在の白衣観音像(高さ約二十五m、幅約十九m)を完成させ、その後、昭和五十六年(一九八一)に曹洞宗の大船観音寺となりました。境内には、印象的な観音像の他に、子育地蔵や厄除地蔵が祀られてあり、また、恒久平和を祈願して、原爆慰霊碑や「原爆の火」の石灯籠なども建てられています。(鎌倉市掲示より)