田町稲荷神社。弁天社を合祀
田町稲荷神社の概要
田町稲荷神社は、川崎市川崎区田町にある稲荷神社です。田町稲荷神社の創建年代は不詳ながら、江戸時代には当地より西方に弁天社及びその末社稲荷社として祀られていたといいます。弁天社の御神体が盗難に遭ったことから宝暦14年(1764)に弁天社を稲荷社に合祀、稲荷神社と改称、その後昭和27年当地へ遷座したといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 宇賀之魂神、市杵島比売神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 2月 |
住所 | 川崎市川崎区田町2-3-5 |
備考 | - |
田町稲荷神社の由緒
田町稲荷神社の創建年代は不詳ながら、江戸時代には当地より西方に弁天社及びその末社稲荷社として祀られていたといいます。弁天社の御神体が盗難に遭ったことから宝暦14年(1764)に弁天社を稲荷社に合祀、稲荷神社と改称、その後昭和27年当地へ遷座したといいます。
新編武蔵風土記稿による田町稲荷神社の由緒
(稲荷新田)辨天社
村の西方にあり、小祠なり、勸請の年代を傳へず、
末社稲荷社。社に向て右にあり、三間に二間、
別當清寶院。辨天の社の後背に住す、湯殿山派の修験なり、本尊大日を安置す、
大日塚。清寶院の南八九間にあり、高四五尺許の塚にて上に古松一株あり、前に石佛の大日一軀を置、九歩の除地なり、由来詳ならず、(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による田町稲荷神社の由緒
創立年月不詳。当神社は元合祀社弁天社の末社であったが、何時の頃か辨天社の御神体が神像盗難に会い失われたので、宝暦十四年正月合祀して稲荷神社と称した。昭和二年七月拝殿再建、昭和二十七年八月十三日現在地に遷座せられた。(神奈川県神社誌より)
田町稲荷神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌