新城神社。江戸時代中期には神明社として創建、旧小杉村の鎮守
新城神社の概要
新城神社は、川崎市中原区新城中町にある神社です。新城神社の創建年代は不詳ですが、元禄七年(1694)の棟札があることから江戸時代中期には神明社として、創建していたといいます。明治30年村内の杉山社、天神社を合祀、天神社境内社の天王社を遷座、明治年中に村内の石神社を遷座したといいます。
社号 | 新城神社 |
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祭神 | 天照皇大神 |
相殿 | 五十猛命、菅原道真公 |
境内社 | 稲荷社、天王社、石神社 |
祭日 | 十月第一日曜日 |
住所 | 川崎市中原区新城中町4-14 |
備考 | - |
新城神社の由緒
新城神社の創建年代は不詳ですが、元禄七年(1694)の棟札があることから江戸時代中期には神明社として、創建していたといいます。明治30年村内の杉山社、天神社を合祀、天神社境内社の天王社を遷座、明治年中に村内の石神社を遷座したといいます。
新編武蔵風土記稿による新城神社の由緒
(新城村)天満宮
村の北小名田島にあり、勧請の年代を傳へず、村の鎮守なり、身體は木像にて長一尺ばかり、社前に木の鳥居をたつ、例祭は九月二十三日、神明杉山二社と同く次第を以て互に祭る、安養寺持
神明社
村の東にあり、是も安養寺持
杉山社
村の巽にあり、これも同寺持なり。
石神神明合社
村の南にあり、同寺持。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による新城神社の由緒
創建年月は不詳であるが最も古き棟札に元禄七年九月領主中川佐平太重奥侯建立とあり、明治三十年六月同村杉山社及び天神社を合祀した。現在の御社殿は正和十二年四月の改築にかかる。(神奈川県神社誌より)
新城神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌