保谷稲荷神社。昭和21年に溝口稲荷社が再建される際に分霊を勧請して合祀
保谷稲荷神社の概要
保谷稲荷神社は、川崎市多摩区堰にある神社です。保谷稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、昭和21年に溝口稲荷社が再建される際に分霊を勧請して合祀したといいます。
社号 | 保谷稲荷神社 |
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祭神 | 正一位稲荷大明神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 川崎市多摩区堰3-4 |
備考 | - |
保谷稲荷神社の由緒
保谷稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、昭和21年に溝口稲荷社が再建される際に分霊を勧請して合祀したといいます。
新編武蔵風土記稿による保谷稲荷神社の由緒
(堰村)
稲荷神明合社
村の中央にあり。本社五尺に六尺拝殿三間に二間、共に南に向ふ、當村の鎮守にして例祭毎年二月初午九月八日に神楽を奏す、勧請の年代を傳へず、稲荷の神體は右の手に寳珠を持左の手に劔を握り白狐に腰うちかけし木像にて長六寸許の女體なり、安産守護の神にして昔より今に至るまで村内に難産の者をきかず、他村の者といへどもかりに當社を産神とするときは又難産の患なしと云、神明の神體は長七寸許の立像なり、龍厳寺の持。
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稲荷社
是も同じ邊にありて同寺の持、古へ多磨川の傍にありしが、水路變革せしより今の所へ移せりと云。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による保谷稲荷神社の由緒
非法人のため記載なし(神奈川県神社誌より)
境内掲示による保谷稲荷神社の由緒
ここは昔、稲荷森と言われた所であり、当家お稲荷様も祭られていました(年代は不詳)。昭和二十一年(一九四六年)一月溝口稲荷社の古い社殿を再建するとき木造の社殿である(外宮・内宮)を分霊させていただき修復・修繕し当家お稲荷様と合祀し守護神とし祭りました。(境内掲示より)
保谷稲荷神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌