羽田山徳泉寺。寛永4年の多摩川洪水に伴い当地へ移転
徳泉寺の概要
真宗大谷派寺院の徳泉寺は、羽田山神光院と号します。徳泉寺の創建年代は不詳ですが、当初羽田にあったものの寛永4年(1627)の多摩川洪水に伴い、当地へ移転といいます。
山号 | 羽田山 |
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院号 | 神光院 |
寺号 | 徳泉寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 川崎市川崎区旭町1-14-13 |
宗派 | 真宗大谷派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
徳泉寺の縁起
徳泉寺の創建年代は不詳ですが、当初羽田にあったものの寛永4年(1627)の多摩川洪水に伴い、当地へ移転といいます。
新編武蔵風土記稿による徳泉寺の縁起
(川崎宿久根崎町)徳泉寺
東側にあり。昔は荏原郡羽田村にありしが、寛永四年の洪水に境内多摩川へ崩入て其地を失ひしにより、当所へ移りしと云。浄土真宗京東六条本願寺の末寺にて、羽田山神光院と号せり。開山詳ならず。客殿七間四方西向なり。本尊弥陀木の立像にて長二尺、又別に同じ長の弥陀あり。佛師普賢の作なりと云。此像に腹籠りの弥陀の像あり、長一寸八分、是は弘法大師崇敬せし像にて当寺第六世専寥の時当所大師道の神明社にて感得せしと云。(新編武蔵風土記稿より)
徳泉寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿