龍安寺。多摩川三十三ヶ所観音霊場、玉川六阿弥陀
龍安寺の概要
浄土宗寺院の龍安寺は、無量山壽経院と号します。龍安寺は、空譽が文禄2年(1593)に開山したといいます。多摩川三十三ヶ所観音霊場14番、玉川六阿弥陀1番です。
山号 | 無量山 |
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院号 | 壽経院 |
寺号 | 龍安寺 |
住所 | 川崎市多摩区宿河原2-44-17 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍安寺の縁起
龍安寺は、空譽が文禄2年(1593)に開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による龍安寺の縁起
(宿河原村)龍安寺
浄土宗多磨郡世田ヶ谷領喜多見村慶元寺末、無量山壽経院と號す、本尊は彌陀にて客殿は六間四方東向なり、門兩控作にして正面にあり、開山空譽文禄二年の起立なり、又地蔵の像あり、毎月の末に至りて一度此所にかへり、其餘は他所を奉し回りて一夜を限りて所々有信の家に宿す、よりて俗に一夜地蔵と呼べり。
鐘楼、客殿の前にあり、銘文左に載す、於下ヶ綱耕地、田地三俵面之處、末代永々付置之、因茲知朝暮音聲者也、右奉寄進意趣者、爲佛恩報謝也、武州橘樹郡稲毛領宿河原村、無量山龍安寺壽経院第七世源蓮社甚譽上人圓也代、無量山高、橘樹水長、大千世尊、百八暁霜、冥福惟祈、家聲彌揚、殷々之亮、腐朽無橿、于時元禄十三、庚辰四月八日、無量山龍安寺。
三社相殿。門に入て左にあり、北向にて一間に一間半、秋葉稲荷天満宮の三坐を祀。(新編武蔵風土記稿より)
龍安寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿