報徳二宮神社。小田原市城内の神社

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報徳二宮神社。明治27年創建、旧県社

報徳二宮神社の概要

報徳二宮神社は、小田原市城内にある神社です。報徳二宮神社は、小田原市栢山に生まれた二宮尊徳を祀るため、明治27年に創建、明治39年には県社に列格したといいます。

報徳二宮神社
報徳二宮神社の概要
社号 報徳二宮神社
祭神 二宮尊徳翁
相殿 -
境内社 -
祭日 5月第三日曜日
住所 小田原市城内8-10
備考 旧県社



報徳二宮神社の由緒

報徳二宮神社は、小田原市栢山に生まれた二宮尊徳を祀るため、明治27年に創建、明治39年には県社に列格したといいます。

神奈川県神社誌による報徳二宮神社の由緒

報徳二宮神社
祭神「二宮尊徳翁」は天明七年(一七八七)七月二十三日に神奈川県小田原市栢山に生れ、小田原藩主大久保忠貴公の抜擢によって、身を起し、富国安民の方法を設け、諸藩の財政を整理し、荒蕪を開拓し、産業を振興し、報徳の教により、勤労、分度、推譲の美風を養成し、その功業は一生に卓越した。朝廷貴に効して「報徳記」(門弟富田高慶著)を刊行し府県に頒布せられ、明治二十四年九月には贈位の恩典を蒙るに至った。茲に於て、勢三遠駿甲相六ヶ国の報徳社員感激措く能わず、翁が出身地である小田原の城内に神社を創立せんとして、明治二十五年九月十二日允許を得、社殿を建設して同二十七年四月十四日祭神を奉斎し、翌十五日大祭を行った。明治三十九年十月十日県社に列せられ同四十年四月二日神饌幣帛料供進神社に指定せられた。同四十二年四月、本殿幣殿を新築し、拝殿を改築し、神苑を拡張して面目を立に一新した。神社本庁別表神社。(神奈川県神社誌より)


報徳二宮神社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿