加茂神社。箱根神社を勧請した駒形神社に八幡社などを合祀
加茂神社の概要
加茂神社は、小田原市鴨宮にある神社です。加茂神社の創建年代等は不詳ながら、平安時代末期に創建され、北条政子の出産に際して源頼朝より神馬を奉納されています。江戸期には鴨宮村・上新田村の鎮守として祀られていました。明治44年下新田の神明社を合祀しています。
社号 | 加茂神社 |
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祭神 | 別雷之命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 4月3日 |
住所 | 小田原市鴨宮708 |
備考 | - |
加茂神社の由緒
加茂神社の創建年代等は不詳ながら、平安時代末期に創建され、北条政子の出産に際して源頼朝より神馬を奉納されています。江戸期には鴨宮村・上新田村の鎮守として祀られていました。明治44年下新田の神明社を合祀しています。
新編相模國風土記稿による加茂神社の由緒
(鴨宮村)
賀茂社
村内及上新田村の鎮守なり、建久三年八月、賴朝卿の夫人平産の祈禱として、當社に神馬を奉納有し事、所見あり(【東鑑】曰、八月九日、御臺所御産気、鶴岡、相模國神社佛寺奉神馬、被修誦經、賀茂柳下、按ずるに、此時神馬奉納十二社あり、其一なり、)神體は木像なり、拝殿・幣殿あり、例祭九月九日、村持、下同、社地古松あり(圍一丈五尺餘)
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(下新田村)
神明社
村の鎮守なり、六月廿日祀る、村持、 (新編相模國風土記稿より)
神奈川県神社誌による加茂神社の由緒
相模風土記に村内及新田村の鎮守とあり建久三年(一一九二)八月頼朝卿夫人出産祈祷として神馬の奉納ありしと記されている。(神奈川県神社誌より)
加茂神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 神奈川県神社誌