荻窪市方神社。小田原市荻窪の神社
荻窪市方神社の概要
荻窪市方神社は、小田原市荻窪にある神社です。荻窪市方神社は、正徳5年(1715)の創建と伝えられます。
社号 | 市方神社 |
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祭神 | 大山祇神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 10月8日 |
住所 | 小田原市荻窪755 |
備考 | - |
荻窪市方神社の由緒
荻窪市方神社は、正徳5年(1715)の創建と伝えられます。
新編相模国風土記稿による荻窪市方神社の由緒
(荻窪村)
市方権現社
村民持、下同、(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による荻窪市方神社の由緒
建立は正徳五年(一七一五)二月二十四日。其後宝延二年八月及び文化八年(一八一一)十一月再建、更に昭和三十六年十月新築し現在に至っている。(「神奈川県神社誌」より)
荻窪市方神社所蔵の文化財
- 市方神社の石碑群
市方神社の石碑群
市方神社境内にはたくさんの石造記念物があります。
左手の「川口廣蔵翁頌徳碑」は、昭和三十二年に荻窪用水開発の功労者をほめたたえるために建てられました。
裏面には、川口廣蔵による救済事業であったという由緒が刻まれています。
この碑の隣にある「荻窪感慨溝復興碑」は、昭和三年に現小田原税務署向いの荻窪川北岸に建てられ、道路改修にあたってこの地に移したものです。碑の表面には、小田原藩主大久保侯が開いた用水路が、関東大震災(一九二三年)で破壊され、その復興を達成した経緯が記されています。
右手には、念仏供養塔(一七八五年)や馬頭観音(一八〇一年)、石橋供養塔(一八五三年)、唯念名号塔(一八五四年)、六地蔵他があります。馬頭観音は七基集まっていますが、とても美しい石像が刻まれていますし、他にも興味深い記念物が残されています。(小田原市教育委員会掲示より)
荻窪市方神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿