五郎の沓石|小田原市の名所旧跡
五郎の沓石の概要
五郎の沓石は、小田原市にある名所旧跡です。五郎の沓石は、曽我五郎が足を患い、治癒した際に、脚力が衰えていないか確かめるために踏ん張った石で、石が足形に窪んでしまったと伝えられる石です。足の病に効験があると伝えられ、供え物も絶えなかったそうです。
名称 | 五郎の沓石 |
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区分 | 史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 小田原市曾我谷津 |
備考 | - |
五郎の沓石の由緒
五郎の沓石は、曽我五郎が足を患い、治癒した際に、脚力が衰えていないか確かめるために踏ん張った石で、石が足形に窪んでしまったと伝えられる石です。足の病に効験があると伝えられ、供え物も絶えなかったそうです。
掲示による五郎の沓石について
この石は、「五郎の沓石」と呼ばれ、あるとき曽我五郎(曽我物語で有名な曽我兄弟の弟)が足を患ったが、治癒した際、自分の体力が衰えていないかと心配になり、試しにこの石の上で踏ん張ったところ、石が足形に窪んでしまったといわれ、その足形が石の真ん中辺りに残っています。
この沓石には、以前は、足を病んだ人たちが祈願して治ったお礼に、草履や草鞋などのお供え物が絶えなかったといわれています。(小田原市観光課掲示より)
新編相模国風土記稿による五郎の沓石について
(曾我谷津村)
沓石
小名下庭民家の傍にある一巨石なり、(長四尺一寸、幅二尺四寸、)面に凹池あり、(長一尺三寸五分、幅七寸八分、)是を時致病後己が力量を試んとて踏し足跡と云、(池中に溜りたる水を酌て瘧疾に用ゐるに驗ありと云、)(新編相模国風土記稿より)
五郎の沓石の周辺図