田島横穴古墳群|古墳時代の末期に築造された横穴墓群
田島横穴古墳群の概要
田島横穴古墳群は、小田原市にある名所旧跡です。田島横穴古墳群は、餘綾丘陵の丘麓に点在する横穴古墳群の一つで、田島の横穴古墳群では12基確認されています。古墳時代の末期に築造されたと推定され、12号古墳からは須恵器の自然釉壺や、長首瓶などが出土し、小田原市立郷土文化館に展示されているそうです。
名称 | 田島横穴古墳群 |
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区分 | 市指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 小田原市田島 |
備考 | - |
田島横穴古墳群の由緒
田島横穴古墳群は、餘綾丘陵の丘麓に点在する横穴古墳群の一つで、田島の横穴古墳群では12基確認されています。古墳時代の末期に築造されたと推定され、12号古墳からは須恵器の自然釉壺や、長首瓶などが出土し、小田原市立郷土文化館に展示されているそうです。
境内掲示による田島横穴古墳群について
小田原市域の古墳群は、久野丘陵に見られる高塚式の円墳群と、餘綾丘陵の丘麓に点在する横穴古墳群とがある。
この横穴古墳群は市内では上曽我から下曽我、田島、国府津、橘地区へと群列が続いている。
田島の横穴古墳群は、現在確認されているものは32基で、その内12基がここに見られるこれらの古墳は、いずれも道路改修工事によって発見され、多くの遺物が出土している。昭和32年1月、12号古墳から出土した須恵器の自然釉壺や、長首瓶などは優秀なもので、長刀などと共に市立郷土文化館に展観されている。
この田島の横穴古墳群は、古墳時代の末期に属し、久野丘陵の高塚式円墳群と共に学術的にも貴重であり、昭和53年3月4日小田原市の史跡に指定された。(境内掲示より)
田島横穴古墳群の周辺図