宗福寺。浜町山王神社のもと別当
宗福寺の概要
曹洞宗寺院の宗福寺は、大渕山と号します。宗福寺は、州翁梵(永禄2年1559年卒)が開山、江戸期には浜町山王神社の別当を勤めていました。明治24年には城山松寿院を合併しています。
山号 | 大渕山 |
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院号 | - |
寺号 | 宗福寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 小田原市浜町4-30-10 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宗福寺の縁起
宗福寺は、州翁梵(永禄2年1559年卒)が開山、江戸期には浜町山王神社の別当を勤めていました。明治24年には城山松寿院を合併しています。
新編相模国風土記稿による宗福寺の縁起
(山王原村)
宗福寺
大淵山と號す、曹洞宗(西大友村盛泰寺末)、本尊釋迦文殊普賢、開山州翁梵(永禄二年二月晦日卒)
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(谷津村)
松壽院
同宗(曹洞宗)、中嶋村福嚴寺末、岸津山と號す (新編相模国風土記稿より)
「全国寺院名鑑」による宗福寺の縁起
大渕山と号し、永禄年間の開創、当初は海辺近くにあったが毎年波浪の被害をうけるので、のち現地に移った。以後火災にあうこと三度、寺宝等は全部焼失した更に明治三五年九月相模湾の大津波で堂宇は全部流失したが直ちに復興して今日に至る。昭和二四年松寿院を合併した。(「全国寺院名鑑」より)
宗福寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「全国寺院名鑑」