妙圓寺。小田原市扇町にある日蓮宗寺院

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法秀山妙圓寺。中戸川彦右衛門が開基檀越

妙圓寺の概要

日蓮宗寺院の妙圓寺は、法秀山と号します。妙圓寺は、長元年間(1028-1037)に真言宗寺院として創建、元享2年(1322)明音日行により日蓮宗寺院に改められたといいます。文禄年間(1592-1596)に中戸川彦右衛門の外護を受けて堂宇を改築、蓮光院日筵が中興開山したといいます。

妙圓寺
妙圓寺の概要
山号 法秀山
院号 -
寺号 妙圓寺
本尊 一塔両尊四士
住所 小田原市扇町2-16-53
宗派 日蓮宗
葬儀・墓地 -
備考 -



妙圓寺の縁起

妙圓寺は、長元年間(1028-1037)に真言宗寺院として創建、元享2年(1322)明音日行により日蓮宗寺院に改められたといいます。文禄年間(1592-1596)に中戸川彦右衛門の外護を受けて堂宇を改築、蓮光院日筵が中興開山したといいます。

「日蓮宗寺院大鑑」による妙圓寺の縁起

文禄(1592~96)年間の創立。開山は蓮光院日筵(正保2(1645)年12月30日寂。)開基檀越は16代中戸川彦右衛門。達師法縁。住職は堀の内法縁。長元年間に真言寺として創立されたが、数代にして廃寺同様となり、元享2年、明音日行により改宗、3世日秀の時、村持となり250年続く。文禄年間、日筵が中興開山となり、中戸川彦右衛門(法秀日山)の外護により堂宇改築。享保3年、8世覚源院日了が堂宇を建替。転封・明治・昭和と大営繕を行う。(「日蓮宗寺院大鑑」より)

新編相模国風土記稿による妙圓寺の縁起

(井細田村)
妙圓寺
法秀山と號す、(同末:下總國中山法華經寺末)開山日延、(本来坊と蔵す、寛永七年二月朔日卒、)開基は村民彦左衛門と云、(法名法秀日山、寛永七年十一月十三日死、名主彦右衛門の祖、)本尊宗風の諸尊を置、(新編相模国風土記稿より)


妙圓寺の周辺図


参考資料

  • 「日蓮宗寺院大鑑」
  • 新編相模国風土記稿