法蓮寺。小田原市曽我別所にある日蓮宗寺院
法蓮寺の概要
日蓮宗寺院の法蓮寺は、千葉山と号します。法蓮寺は、穂坂半十郎(法名千葉院法傳)が開基となり、慶長19年(1614)に創建、大乗院日相大徳が開山したといいます。
山号 | 千葉山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 法蓮寺 |
本尊 | 一塔両尊四士 |
住所 | 小田原市曽我別所54 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
法蓮寺の縁起
法蓮寺は、穂坂半十郎(法名千葉院法傳)が開基となり、慶長19年(1614)に創建、大乗院日相大徳が開山したといいます。
「川東仏教会寺院名鑑」による法蓮寺の縁起
山号を千葉山と号し、慶長19年(1614年)の創建にして開山は大乗院日相大徳である。御本尊は、塔中の妙蓮華経を中心とし左右に釈迦牟尼仏多宝仏の二仏、それに釈尊の脇士上行等の四菩薩が付き従う、一塔両尊四士である。又、当山には安永3年(1774年)酒匂の漁夫によって海中より引き揚げられ出現した毘沙門天像があり、霊夢をあらわし、開運の霊験あらたかとして毘沙門堂が建てられた。他にも妙見菩薩、大黒天、鬼子母神等の諸天善神を安置している。(「川東仏教会寺院名鑑」より)
新編相模国風土記稿による法蓮寺の縁起
(曾我別所村)
法蓮寺
千葉山と號す、法華宗、(身延久遠寺末、)開山日相(大乘院と稱す、)慶長十九年建、開基穂坂半十郎、(元和二年二月二日死、法名千葉院法傳、村民徳右衛門が祖なり、)本尊宗風の諸尊を置、
△毘沙門堂 妙見八幡の二像をも置、(新編相模国風土記稿より)
法蓮寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「川東仏教会寺院名鑑」