四ツ谷日枝大神。下磯部四ツ谷地区の鎮守
四ツ谷日枝大神の概要
日枝大神は、相模原市南区磯部にある神社です。四ツ谷日枝大神の創建年代等は不詳ながら、延文元年(1356)以前より下磯部四ツ谷地区の鎮守として祀られていたといいます。
社号 | 日枝大神 |
---|---|
祭神 | 大山咋命 |
合祀 | - |
境内社 | 稲荷社 |
祭日 | 例大祭4月21日 |
住所 | 相模原市南区磯部508 |
備考 | - |
四ツ谷日枝大神の由緒
四ツ谷日枝大神の創建年代等は不詳ながら、延文元年(1356)以前より下磯部四ツ谷地区の鎮守として祀られていたといいます。
新編相模国風土記稿による四ツ谷日枝大神の由緒
(磯部村)
山王社二(新編相模国風土記稿より)
「さがみはら風土記稿」による四ツ谷日枝大神の由緒
旧磯部村には2つの日枝大神がありますが、この日枝大神は四ツ谷講中によってまつられています。
社殿の脇には大きなムクの木がそびえており、まわりが静かな水田地帯であることから遠くからでもよく目立ちます。このムクの木は夏には緑の屋根となって社殿を覆い、秋にはムクドリたちの絶好の休憩場となっています。
また、鳥居の脇にある大きな石は、近くを流れる用水路の中にあったものを苦労して運び出してきたものだそうです。(「さがみはら風土記稿」より)
神奈川県神社誌による四ツ谷日枝大神の由緒
創立年月日不詳であるが、延文元年(一三五六)以前より下磯部四ツ谷地区の村の鎮守として、御神徳を追慕するもの多く、江戸時代は別名山王権現と称した。
文久元年(一八六一)八月二十一日に社殿を再建し、慶応元年(一八六五)九月、社殿の改築を行い、更に明治三十年九月には社殿の修理、大正十五年十月十二日、社殿を改築し屋根の草葺を亜鉛板葺とした。
昭和五十三年四月二十日幟、幟棹を新調し、同年五月社殿屋根の葺替を行う。(神奈川県神社誌より)
四ツ谷日枝大神の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- さがみはら風土記稿
- 神奈川県神社誌