勝坂遺跡|縄文時代中期の集落跡
勝坂遺跡の概要
勝坂遺跡は、相模原市南区にある名所旧跡です。勝坂遺跡は、縄文時代中期(約5,000年前頃)の集落跡で、大正15年(1926)に大山柏氏が調査を開始、最初に発掘されたA区から現在F区まで、調査が進められています。現在、遺跡公園として整備された勝坂遺跡D区と、勝坂式土器と呼ばれる土器が発見された勝坂遺跡A区を確認できます。勝坂遺跡は、昭和49年国史跡に指定され、A区も平成18年国史跡に追加指定されています。
名称 | 勝坂遺跡 |
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区分 | 国指定史跡 |
休業日 | 年中無休 |
住所 | 相模原市南区磯部1780 |
備考 | - |
勝坂遺跡の由緒
勝坂遺跡は、縄文時代中期(約5,000年前頃)の集落跡で、大正15年(1926)に大山柏氏が調査を開始、最初に発掘されたA区から現在F区まで、調査が進められています。現在、遺跡公園として整備された勝坂遺跡D区と、勝坂式土器と呼ばれる土器が発見された勝坂遺跡A区を確認できます。勝坂遺跡は、昭和49年国史跡に指定され、A区も平成18年国史跡に追加指定されています。
新編武蔵風土記稿による勝坂遺跡について
(磯部村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
勝坂遺跡について
勝坂遺跡
勝坂遺跡はわが国を代表する縄文時代中期の集落跡です。鳩川や湧水、谷戸、台地からなる起伏に富んだ勝坂の地で今から約5,000年前頃にいくつもの集落がつくられました。太古のむかしの活発な生活の舞台が、現代に勝坂遺跡群として残されたわけです。この内、遺跡公園として整備された勝坂遺跡D区と、大正15(1926)年に大山柏氏らによってはじめて調査された勝坂遺跡A区の一部が国史跡に指定されています。(史跡勝坂遺跡公園栞より)
勝坂遺跡公園について
勝坂遺跡公園
縄文時代中期(約5,000年前)の大集落跡です。大正15(1926)年、大山柏氏によって発見された土器は、装飾的な文様や顔面把手(顔を表現した取って)などによって注目を浴び、後に「勝坂式土器」として縄文時代中期のめやすとされました。
また、同時に発見された多くの打製石器を、土を掘る道具と考えて原始農耕論が提唱されました。(史跡勝坂遺跡公園栞より)
勝坂遺跡A区について
勝坂遺跡A区
平成18年に新たに追加指定された区域で、現在国指定史跡として保存しています。大正15年の大山柏氏の調査地点であり、この付近が勝坂式土器の発見の地といわれます。(史跡勝坂遺跡公園栞より)
勝坂遺跡の周辺図