当麻東原古墳|7世紀に築造された円墳
当麻東原古墳の概要
当麻東原古墳は、相模原市南区にある名所旧跡です。当麻東原古墳は、相模川沿いに点在する古墳の一つで、直径16メートル・高さ約3メートルの円墳です。当麻東原古墳は、当麻谷原古墳群と共に7世紀に築造された古墳と考えられ、「馬塚」や「名馬塚」と呼ばれていたといいます。なお当地の北側80mの地点からは、古墳時代終末期の竪穴住居跡も発見されています。
名称 | 当麻東原古墳 |
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区分 | 相模原市指定史跡 |
休業日 | 年中無休 |
住所 | 相模原市南区当麻840当麻東原公園 |
備考 | - |
当麻東原古墳の由緒
当麻東原古墳は、相模川沿いに点在する古墳の一つで、直径16メートル・高さ約3メートルの円墳です。当麻東原古墳は、昭和63年(1988)の宅地造成に伴う発掘調査で、古墳であることが確認されました。当麻東原古墳は、当麻谷原古墳群と共に7世紀に築造された古墳と考えられ、「馬塚」や「名馬塚」と呼ばれていたといいます。なお当地の北側80mの地点からは、古墳時代終末期の竪穴住居跡も発見されています。
新編武蔵風土記稿による当麻東原古墳について
(当麻村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
相模原市教育委員会掲示による当麻東原古墳について
当麻東原古墳
当麻東原古墳は、相模川左岸に築かれた河原石を積み上げた横穴式石室をもつ円墳です。墳丘の規模は直径十六メートル・高さ約三メートルで、墳丘の拾遺には幅二メートルの溝が巡っています。埋葬施設である石室の中からは装身具や武器具などの副葬品が四百点余り発見されています。
本古墳は、当麻谷原古墳群と並び古墳時代後期の七世紀代に造られたもので、相模川低地に生産活動の場をもった集団の長の墓と考えられます。また昔から「馬塚」や「名馬塚」という名で伝承され、永く保存されていました。
高塚古墳が少ない相模原市にあって、良好な状態で残っており、かつと当地の古墳時代の姿を伝えるものとして貴重であるため相模原市指定史跡名勝天然記念物に指定されました。(相模原市教育委員会石碑より)
当麻東原古墳の周辺図