鴨居八幡神社。横須賀鴨居の神社

猫の足あとによる神奈川県寺社案内

鴨居八幡神社。多々良四郎義春が創建

鴨居八幡神社の概要

鴨居八幡神社は、横須賀鴨居にある神社です。鴨居八幡神社は、三浦大介義明の第四子で鴨居の領主だった多々良四郎義春が、養和4年(1181)鶴岡八幡宮を勧請して創建したといいます。明治6年村社に列格、明治42年神饌幣帛料共進神社に指定されています。

鴨居八幡神社
鴨居八幡神社の概要
社号 八幡神社
祭神 誉田別尊
相殿 素戔嗚尊
境内社 稲荷社、天満社
祭日 9月15日、7月最終日曜日神輿海上渡御・とっぴきぴー踊り
住所 横須賀鴨居3-5-5
備考 旧村社



鴨居八幡神社の由緒

鴨居八幡神社は、三浦大介義明の第四子で鴨居の領主だった多々良四郎義春が、養和4年(1181)鶴岡八幡宮を勧請して創建したといいます。明治6年村社に列格、明治42年神饌幣帛料共進神社に指定されています。

神奈川県神社誌による鴨居八幡神社の由緒

多々良四郎義春が源家の命を受け、養和元年(一一八一)鶴岡八幡宮を勧請したと伝えられる。明治六年村社となり、明治四十二年神饌幣帛料共進神社に指定された。(神奈川県神社誌より)

新編相模国風土記稿による鴨居八幡神社の由緒

(鴨居村)
八幡社
村の鎮守なり、祭禮八月十五日、縁起に養和元年六月賴朝卿當郡遊覧の時勧請ありし由記せり、
末社。疱瘡神 稲荷三 天神
官主畑伊賀。吉田家の配下、先祖伊賀元禄中より禄務を相續す、(新編相模国風土記稿より)

境内掲示による鴨居八幡神社の由緒

祭神は誉田別尊(第十五代應神天皇)治承四年(一一八〇)源頼朝鎌倉に入り幕府の礎石を築くに当り、三浦氏は軍功あった当三浦郡を領し一族門葉最も栄えた時である。
其頃三浦大介義明の第四子多々良四郎義春が、鴨居の領主として他の三浦党と共に三浦一円に勢威を張っていた。
当社は義春が源家の命を受け養和四年(一一八一)鶴岡八幡宮を勧請したと伝えられる。
新編相模国風土記には
「八幡社村の鎮守なり、祭礼八月十五日、縁起は養和元年六月賴朝卿當縣遊覧の時勧請ありし由記せり」とある。
明治六年村社に列せられ、四十二年十月二十二日神饌幣帛料共進神社に指定せらる。(境内掲示より)


鴨居八幡神社所蔵の文化財

  • 例祭日9月15日、7月最終日曜日神輿海上渡御・とっぴきぴー踊り(市指定文化財)

鴨居八幡神社の周辺図