東福寺。横須賀市西浦賀にある曹洞宗寺院
東福寺の概要
曹洞宗寺院の東福寺は、延命山と号します。東福寺は、沼間海寶院第三世一機直宗(慶長19年1614年寂)が開山、徳川家康が関東入国した後の天正19年(1591)には寺領2石の御朱印状を受領、歴代の浦賀奉行も参拝に訪れていたといいます。三浦三十三観音の13番です。
山号 | 延命山 |
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院号 | - |
寺号 | 東福寺 |
住所 | 横須賀市西浦賀2-2-1 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
東福寺の縁起
東福寺は、沼間海寶院第三世一機直宗(慶長19年1614年寂)が開山、徳川家康が関東入国した後の天正19年(1591)には寺領2石の御朱印状を受領、歴代の浦賀奉行も参拝に訪れていたといいます。
新編相模国風土記稿による東福寺の縁起
(西浦賀)東福寺
延命山と號す、曹洞宗(沼間村海寶院末、)天正十九年十一月寺領二石の御朱印を賜ふ、開山一機直宗(本山三世慶長十九年三月二十八日卒)本尊十一面觀音、
稲荷社
観音堂。十一面観音を安ず。(新編相模国風土記稿より)
浦賀行政センター協働事業・浦賀探訪くらぶ掲示による東福寺の縁起
東福寺
江戸幕府から御朱印地二石をたまわり、歴代の浦賀奉行からも就任すると必ず参拝に訪れたという格式ある曹洞宗のお寺です。
本堂には江戸中期を代表する画家酒井抱一の描く大きな亀の絵馬があります。
境内の中段にある観音堂には「海難除けの観音様」が安置されています。
この観音様には江戸時代初めに西浦賀の淡路屋治平衛の廻船が大しけに遭い難破しそうになった時、船頭らが観音様に無事を祈ると海は穏やかになり助かったという伝説があります。
本寺は三浦三十三観音の十三番札所になっています。(浦賀行政センター協働事業・浦賀探訪くらぶ掲示より)
東福寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿