小坪飯島住吉神社。逗子市小坪の神社
小坪飯島住吉神社の概要
小坪飯島住吉神社は、逗子市小坪にある住吉神社です。小坪飯島住吉神社の創建年代等は不詳ながら、かつて当地に山城が築かれた跡地に、三浦道寸が北条早雲と争った際、当地に立て籠った城が住吉城と呼び習わされ、往古は周辺の総鎮守だったとも伝えられています。新編相模国風土記稿が編纂された江戸時代後期には、正覺寺の境内社として記載され、小坪村小名飯島の鎮守として祀られていました。
社号 | 住吉神社 |
---|---|
祭神 | 大綿津見神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 逗子市小坪5-12-9 |
備考 | - |
小坪飯島住吉神社の由緒
小坪飯島住吉神社の創建年代等は不詳ながら、かつて当地に山城が築かれた跡地に、三浦道寸が北条早雲と争った際、当地に立て籠った城が住吉城と呼び習わされ、往古は周辺の総鎮守だったとも伝えられています。新編相模国風土記稿が編纂された江戸時代後期には、正覺寺の境内社として記載され、小坪村小名飯島の鎮守として祀られていました。
新編相模国風土記稿による小坪飯島住吉神社の由緒
(小坪村)
正覺寺
△住吉明神社
寺後山上に在り(康安二年文書に小坪住吉神田一段幷に畑一枚と見ゆ、)神體は故ありて嚢に鶴岡の末社に移し、當社には今白幣を神體とし本地佛正觀音を安ず、小名飯島の鎮守なり、古は郡中の總鎮守なりしと云ふ、此地三浦道寸の城跡なり(事は城跡の條に詳なり)(新編相模国風土記稿より)
「逗子町誌」による小坪飯島住吉神社の由緒
飯島
住吉明神社
(編者)今銅甍燦然、金色の三巴の定紋打つたる荘厳なる社殿緑樹の間に聳え、境内には尚數社あり、地形上より、歴史上より往昔本郡總鎮守なりしと風土記に見ゆるも肯首せらる、社前に立ちて地形古蹟を按ずるに云ひしれぬ威興湧く。(「逗子市町誌」より)
小坪飯島住吉神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「逗子町誌」