亀岡八幡宮。逗子市逗子の神社

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亀岡八幡宮。亀の甲羅に似たなだらかな岡に鎮座

亀岡八幡宮の概要

亀岡八幡宮は、逗子市逗子にある熊野神社です。亀岡八幡宮の創建年代等は不詳ながら、逗子村の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し明治6年村社に列格、大正8年には神饌幣帛料供進神社に指定されていました。現社号の「亀岡」は、当地が亀の甲羅に似たなだらかな岡だったことから称呼するようになったとしています。

亀岡八幡宮
亀岡八幡宮の概要
社号 亀岡八幡神社
祭神 応神天皇
相殿 -
境内社 稲荷神社
祭日 例大祭7月16日
住所 逗子市逗子5-2-13
備考 -



亀岡八幡宮の由緒

亀岡八幡宮の創建年代等は不詳ながら、逗子村の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し明治6年村社に列格、大正8年には神饌幣帛料供進神社に指定されていました。現社号の「亀岡」は、当地が亀の甲羅に似たなだらかな岡だったことから称呼するようになったとしています。

境内掲示による亀岡八幡宮の由緒

勧請の時代は明らかではないが相模風土記には「八幡宮、村の鎮守なり、延命寺持」とあり、昔は真言宗延命寺が管理していたが、明治維新の神仏分離令により、明治六年十二月に村社となった。
亀岡とは、この地が亀の甲羅に似たなだらかな岡であったことから生まれた称呼であって、今の社殿は大正八年四月に造営された。
祭儀は節分祭、祈年祭、大祭、七五三新穀感謝祭である。
境内の萬榮稲荷は宇迦御魂神を祀る。商売繁盛、家内安全の守護神である。(境内掲示より)

新編相模国風土記稿による亀岡八幡宮の由緒

(逗子村)
八幡宮
村の鎮守なり、本地佛を置く、三尊彌陀の木像を銕面に打付しものなり(中尊長三寸五分脇士長各二寸)圖の如し、延命寺持下同じ、
末社。熊野 稲荷(新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社名鑑による亀岡八幡宮の由緒

『相模風土記』には「八幡宮、村の鎮守なり、延命寺持」とある。明治維新の神仏分離により延命寺の管理を離れ、明治六年十二月村社に列格され、大正八年十二月神饌幣帛料供進神社に指定された。
社号は古くは単に八幡宮と称えたが、境内の型状が亀の背に似ていたことと、鎌倉の鶴岡に対し亀岡の称が生まれ、社名を正式に亀岡八幡宮とした。
昔、大祭には、延命寺にある神像を奉じて行列を連ね、社殿に奉安して執行したという。今の社殿は大正十二年二月改築され、同年九月一日の関東大震災に倒潰を免れたのを修覆したものである。(神奈川県神社名鑑より)


亀岡八幡宮の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿