瀬戸岡古墳群。横穴式石室を構築する高塚古墳
瀬戸岡古墳群の概要
瀬戸岡古墳群は、あきる野市瀬戸岡にある名所旧跡です。瀬戸岡古墳群は、横穴式石室を構築する高塚古墳で、径300mの範囲に50基ほどの小規模な古墳が分布、七世紀代の造立と推定されています。
名称 | 瀬戸岡古墳群 |
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見どころ | 都指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | あきる野市瀬戸岡790-1 |
備考 | - |
瀬戸岡古墳群の由来
瀬戸岡古墳群は、横穴式石室を構築する高塚古墳で、径300mの範囲に50基ほどの小規模な古墳が分布、七世紀代の造立と推定されています。
東京都教育委員会掲示による瀬戸岡古墳群について
東京都指定史跡
瀬戸岡古墳群
瀬戸岡古墳群は、大正十五年(一九二六)に発見された、径三〇〇mの範囲に五十基ほどの小規模な古墳が分布する古墳群です。
古墳は、「竪穴式石室的横穴式石室」とよばれた特異な石室構造と、焼骨が入った蔵骨器が発見されたことから、すでに火葬が始まった奈良時代以降の古墳とされ、当時の考古学会で波紋を呼びました。
現在では、古墳が造られた年代は七世紀代と考えられ、後世に石室が再利用されて、蔵骨器(八世紀末~九世紀初頭)が新たに埋納されたものと考えられています。
瀬戸岡古墳群は、南武蔵地域の中で類例が少ない横穴式石室を構築する高塚古墳で、後期古墳群として最大級の群集をし、学史的にも貴重な古墳群です。
平成十八年三月十六日、旧跡から史跡へ変更しました。(東京都教育委員会掲示より)
瀬戸岡古墳群の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿