徳蔵寺|あきる野市入野にある臨済宗建長寺派寺院

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福祐山徳蔵寺|あきる野市入野

徳蔵寺の概要

臨済宗建長寺派寺院の徳蔵寺は、福祐山と号します。徳蔵寺は、文明13年(1481)に創建、柏芳樹禅師(天文13年1544年寂)が開山したといいます。

徳蔵寺
徳蔵寺の概要
山号 福祐山
院号 -
寺号 徳蔵寺
住所 あきる野市入野18
宗派 臨済宗建長寺派
葬儀・墓地 -
備考 -



徳蔵寺の縁起

徳蔵寺は、文明13年(1481)に創建、柏芳樹禅師(天文13年1544年寂)が開山したといいます。

新編武蔵風土記稿による徳蔵寺の縁起

(入野村)徳蔵寺
除地、一段五畝、小名小倉にあり、禅宗臨済派、同郡小和田村廣徳寺末、福祐山と號す、開山栢芳樹和尚天文十三年十月廿四日寂す、本尊地蔵木の立像、長二尺六寸、本堂六間に五間、南向なり
不動堂
境内にあり
稲荷社
不動堂の側にあり、小祠(新編武蔵風土記稿より)

「五日市町史」による徳蔵寺の縁起

徳蔵寺
(入野一八番地)臨済宗建長寺派に属し、山号を福祐山と称す。創立は文明十三年(室町中期・一四八一)で、開山は柏芳樹禅師と伝え、天文十三年十月二十四日示寂す。江戸時代は一反五畝の除地があったというほか開基・由緒等は詳かでない。昭和四年二月火災により、本堂・庫裡を悉く焼失し、古記録等も一切を失った。昭和十七年九月に、古材をもって本堂(四〇坪)を再建、昭和四十七年には庫裡(三〇坪)を新築するなど、寺観を整え現在に至っている。本尊は地蔵菩薩、境内地は三〇四坪あり、毎年七月七日に大施餓鬼会が行われる。(「五日市町史」より)


徳蔵寺の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「五日市町史」