佛迎山延浄寺|江戸浜町に創建、関東大震災後の区画整理で昭和3年当地へ移転
延浄寺の概要
浄土真宗本願寺派寺院の延浄寺は、佛迎山と号します。延浄寺は、西照坊が寛永9年(1632)江戸浜町に創建、明暦の大火により築地本願寺地へ移転したといいます。関東大震災後の区画整理に伴い、昭和3年当地へ移転したといいます。
山号 | 佛迎山 |
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院号 | - |
寺号 | 延浄寺 |
本尊 | - |
住所 | 調布市西つつじヶ丘2-30-1 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
延浄寺の縁起
延浄寺は、西照坊が寛永9年(1632)江戸浜町に創建、明暦の大火により築地本願寺地へ移転したといいます。関東大震災後の区画整理に伴い、昭和3年当地へ移転したといいます。
「調布市百年史」による延浄寺の縁起
延浄寺(金子向台)
向台三ヶ寺のうち西側にあり、延浄寺と号し、真宗西本願寺派。
<本尊>阿弥陀如来
寛永九年(一六三二)壬申年二月二五日の草創で、開基西照坊が江戸浜町に創建したが、明暦の大火に災禍を受け、本願寺別院とともに築地へ移転した。
本堂五間四面の土蔵造りで、天保三年(一八三二)の建築である。その後、築地本願寺は三回の火災にあったが、この寺は土蔵造りのため難をのがれ、本願寺本尊を安置し、御借り御堂となった。大正一二年の関東大震災後、区画整理、魚市場の移転などから、法燈を継続することができなくなり、昭和三年七月現在地に移転した。(「調布市百年史」より)
延浄寺の周辺図