猿田彦神社|東村山駅開業に伴い明治28年創建
猿田彦神社の概要
猿田彦神社は、東村山市野口町にある神社です。猿田彦神社は、明治28年8月に東村山停車場の開業を祝って、道の神猿田彦大神を鎮守として創建しました。当地周辺の旧道辻には庚申塔があり、庚申塔を神体として当地へ移したといいます。
社号 | 猿田彦神社 |
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祭神 | 猿田彦大神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 東村山市野口町1-8-17 |
祭日 | 8月6日(東村山駅開業日)、3月21日(川越鉄道開通日) |
備考 | 八坂神社の兼務社 |
猿田彦神社の由緒
猿田彦神社は、明治28年8月に東村山停車場の開業を祝って、道の神猿田彦大神を鎮守として創建しました。当地周辺の旧道辻には庚申塔があり、庚申塔を神体として当地へ移したといいます。
境内掲示による猿田彦神社の由緒
この神社は、明治28年8月に東村山停車場が開業して以来、だんだん増えてきた地域の人々の、親しい結び付きをはかるために、昔から旧道の辻にあった庚申さまを地区の鎮守と定め、お祀りしたものです。
辻の庚申さまは、宝暦3年(1759)、村人たちによって建てられたもので、道を守って下さる神として信仰されてきました。停車場ができて地区の守り神を望むとき、「道の神・猿田彦さま」を鎮守と仰ぎ、辻から移してお祀りしたのです。鉄道も「みち」であり、駅に関わりのある周辺地域の守り神としてふさわしく、人々に信仰されています。(境内掲示より)
「北多摩神社誌」による猿田彦神社の由緒
御神体は石の庚申像であり、古くより東村山市野口町の辻に建てられていたが、明治二十七年川越鉄道が開通し、東村山駅が開設されて急速に発展すると村人たちはこの庚申塔に覆殿を設けて猿田彦神社と称し、その氏神として奉斎した。しかし、最近に至って境内地も狭く、かつ交通の関係から近くの現在地に境内地をもとめ、ここに社殿ならびに社務所を造営して現在に至っている。(「北多摩神社誌」より)
猿田彦神社の周辺図