吉祥院|狭山三十三観音霊場
吉祥院の概要
曹洞宗寺院の吉祥院は、横龍山吉祥院と号します。吉祥院は、長圓寺三世竹同呑行が開山となり江戸時代初期に創建したといいます。明治6年には吉祥学舎として学校に供用されていたといいます。狭山三十三観音霊場22番です。
山号 | 横龍山 |
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院号 | 吉祥院 |
寺号 | - |
住所 | 武蔵村山市本町4-34 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
吉祥院の縁起
吉祥院は、長圓寺三世竹同呑行が開山となり江戸時代初期に創建したといいます。明治6年には吉祥学舎として学校に供用されていたといいます。
新編武蔵風土記稿による吉祥院の縁起
(横田村)吉祥院
除地、村の東にあり、石階數十級を上りてここに至れり、横龍山と號す、曹洞宗、郡内中藤村長圓寺の末、開山は寅貞祖源元禄十二年三月四日寂せり、本堂五間に五間半、本尊正観音木の坐像一尺許を安せり。(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による吉祥院の縁起
横龍山吉祥院は、曹洞宗長圓寺の末寺で、江戸時代のはじめ長圓寺三世竹同呑行によって開山されたと伝えられています。本尊は聖観音で、狭山二十二番の札所になっています。江戸時代の末ごろには寺子屋であったといわれています。明治時代には、明治五年の学制制定に基づき、第一小学校の前身である吉祥学舎が置かれていました。(武蔵村山市教育委員会掲示より)
吉祥院所蔵の文化財
- 吉祥学舎明治6年創立の地
吉祥院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿