福生観音堂|旧真言宗寺院寶蔵院地
福生観音堂の概要
寺院の福生観音堂は、福生市福生の宮本橋前にある観音堂です。福生観音堂の創建年代等は不詳ながら、江戸期には真言宗寺院寶蔵院だったといいます。明治維新に際して住職が神道に復職、廃寺となり、観音堂のみ残されたといいます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | 福生市福生 |
宗派 | - |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 私有地 |
福生観音堂の縁起
福生観音堂の創建年代等は不詳ながら、江戸期には真言宗寺院寶蔵院だったといいます。明治維新に際して住職が神道に復職、廃寺となり、観音堂のみ残されたといいます。
「西多摩郡村誌」による福生観音堂の縁起
福生村誌
寶蔵院廃跡
所在 村ノ中央、字奈賀
現状 千百七十九番ノ宅地。村民宮本豊樹所有地。
雑 舊新義眞言宗本郡大久野村西福寺末派。明治己巳六月、當時住職憲法道、韮山縣廳允許ヲ得テ復職、宮本豊恭ト改稱、神官トナル。然メ地從前租税上納ノ地ナリ。(「西多摩郡村誌」より)
新編武蔵風土記稿による福生観音堂の縁起
(福生村)
寳蔵院
除地、二段五畝、明王山と號、新義真言宗、當郡大久野村西福寺末、本堂八間に六間、本尊不動、木の立像にて、長二尺五寸、開基は詳ならず。(新編武蔵風土記稿より)
福生観音堂の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「西多摩郡村誌」