本宿稲荷神社|朝倉義景の一族が朝倉氏の氏神として当社を創建
本宿稲荷神社の概要
本宿稲荷神社は府中市本宿町にある稲荷神社です。本宿稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、天正元年(1573)朝倉義景が滅亡後、その一族が朝倉氏の氏神として当社を創建したといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 府中市本宿町1-4-1 |
祭日 | - |
備考 | - |
本宿稲荷神社の由緒
本宿稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、天正元年(1573)朝倉義景が滅亡後、その一族が朝倉氏の氏神として当社を創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による本宿稲荷神社の由緒
(本宿村)稲荷社
除地、三段七畝二十八歩、村の南にあり、二間四方の覆屋、神體陀鬼尼天、木像一尺許立身、安楽院持、当社元和五年祝融の災に逢て舊記を失ひたりといふ、帷古棟札の寫なりとて、奉造立稲荷大明神一宇成就弘治二年二月、車戸氏子中別当観音院奉雲と記したるものあり、これに掾はそのかみ此ほとりを車戸と称せしとみえたり。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による本宿稲荷神社の由緒
創建年月は詳らかではないが、天正元年(一五七三)朝倉義景越前において、滅亡後、その一族をこの地に逃がし、朝倉氏の氏神として当社を創建したと伝えられている。また「稲荷大明神」の扁額には、文化十二年(一八一五)八月二十三日、松平定信の筆になるものと記されている。(東京都神社名鑑より)
本宿稲荷神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑