六所坪宮|大国魂神社の境外摂社
六所坪宮の概要
六所坪宮は府中市本町にある神社で、大国魂神社の境外摂社です。六所坪宮の創建年代は不詳ながら、もとは「津保宮」と書し、国司が地方政治を遂行した役所「国衙」に祀られていた社ではないかといいます。
社号 | 坪宮 |
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祭神 | - |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 府中市本町2-12 |
祭日 | - |
備考 | 大国魂神社の境外摂社 |
六所坪宮の由緒
六所坪宮の創建年代は不詳ながら、もとは「津保宮」と書し、国司が地方政治を遂行した役所「国衙」に祀られていた社ではないかといいます。
「府中市史」による六所坪宮の由緒
本町二丁目(本町)もと津保宮と書き、小祠。条里制の遺構にむすびつける説もあるが、付近に条里の遺構は見あたらない。家屋の中庭のことだとうろも『江戸名所図会』の説がよいだろう。他国の例から推量すると、津保宮は国衙の守公神か印鑰神社であったろう。国衙の内の宮の意味であろうか。ここは五月五日の国府祭に重要な神事を伝承し、在庁官人の子孫といわれる鹿島田氏が行事にあずかった。(「府中市史」より)
六所坪宮の周辺図
- 新編武蔵風土記稿