上ノ島神社|鎮座地が多摩川の洪水により流失したため明治43年再興
上ノ島神社の概要
上ノ島神社は府中市四谷にある神社です。上ノ島神社は、元和元年(1615)に創建、鎮座地が多摩川の洪水により流失したため、明治43年当地に再興したといいます。
社号 | 上ノ島神社 |
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祭神 | 天照皇大神 |
相殿 | 倉稲魂命 |
境内社 | - |
住所 | 府中市四谷6-33-3 |
祭日 | 9月15日 |
備考 | - |
上ノ島神社の由緒
上ノ島神社は、元和元年(1615)に創建、鎮座地が多摩川の洪水により流失したため、明治43年当地に再興したといいます。
新編武蔵風土記稿による上ノ島神社の由緒
(四ツ谷村)
小名三家。西北にあり。
(社についての記載なし)(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による上ノ島神社の由緒
元和元年(一六一五)に創建されたが、多摩川の大洪水によって没流し、明治四十三年に現在地に再興された。(東京都神社名鑑より)
境内石碑による当地の由緒
三屋
三屋(さんや)は、現在の四谷六丁目の一部(日新通り沿い)に集落の中心があった村落です。
この集落は、四谷に属しており、『新編武蔵風土記稿』(幕末の地誌)には「四ツ谷村」の小名としてその名が見えます。
集落の成立は、村人の姓名の分布状態から見て、本村の四谷のとは別のようです。おそらく、日野の土方氏一族が移り住み開いたもののようです。
地名の起こりは、「散家」が転じたものです。
この地に上之島神社がありますが、これは旧地の森が多摩川の洪水で川原に没したため、村人土方織部と土方八郎左衛門がここへ遷座したものといわれています。(境内石碑より)
上ノ島神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑