弐分方日枝神社|八王子市弐分方町の神社

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弐分方日枝神社|弐分方村の鎮守

弐分方日枝神社の概要

弐分方日枝神社は、八王子市弐分方町にある神社です。弐分方日枝神社の創建年代等は不詳ながら、大和朝廷が文武天皇四年(700)諸国に牧地を定めた際、当地が牧地と定められ、大己責命を鎮座守護神として祀られるようになったといいます。江戸期には弐分方村の鎮守社として崇敬されていました。

弐分方日枝神社
弐分方日枝神社の概要
社号 日枝神社
祭神 大己貴命
相殿 -
境内社 二十一社宮、稲荷社、岩滝社、地神社、第六天合社
住所 八王子市弐分方町2
祭日 例大祭4月3日、恒例祭9月29日
備考 -



弐分方日枝神社の由緒

弐分方日枝神社の創建年代等は不詳ながら、大和朝廷が文武天皇四年(700)諸国に牧地を定めた際、当地が牧地と定められ、大己責命を鎮座守護神として祀られるようになったといいます。江戸期には弐分方村の鎮守社として崇敬されていました。

新編武蔵風土記稿による弐分方日枝神社の由緒

(二分方村)
山王宮
除地、社地、二十間に二十間、小名神戸にあり、上屋二間に三間、本社は僅かに三尺東に向ふ、御供免と號して一段許の除地、大楽寺の内にあり、鎮座の年歴を傳へず。當所の鎮守なり、社の前石階五十級を上りて鳥居有、村民の持、
末社。稲荷、岩瀧、地神、第六天合社。境内にあり、四座相殿に祀れり、(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による弐分方日枝神社の由緒

文武天皇庚子四年(七〇〇)諸国に牧地を定め、当武蔵国多摩郡由比を牧地と定められ、太政官符をもって、国司大己責命を鎮座守護神として崇め奉るをはじめとする。山王大権現山王様と称し拝する。享保五年(一七二〇)四月覆殿再建。明治十六年九月覆殿拝殿再建。大正五年四月に一の鳥居竣工する。(東京都神社名鑑より)


弐分方日枝神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 東京都神社名鑑