龍生寺阿弥陀堂|片倉城主家の出身の禅東海巌禅林創建
龍生寺阿弥陀堂の概要
寺院の龍生寺阿弥陀堂は、八王子市堀之内にあります。龍生寺阿弥陀堂の創建年代等は不詳ながら、村民鈴木与五兵衛氏が寛政年間(1789-1800)に鐘楼・石地蔵・宝篋印塔・神明社の諸堂宇を建立、阿弥陀堂と号していました。寺号の龍生寺については、いつより公称(私称)したのか不詳です。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | 八王子市堀之内618 |
宗派 | |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍生寺阿弥陀堂の縁起
龍生寺阿弥陀堂の創建年代等は不詳ながら、村民鈴木与五兵衛氏が寛政年間(1789-1800)に鐘楼・石地蔵・宝篋印塔・神明社の諸堂宇を建立、阿弥陀堂と号していました。寺号の龍生寺については、いつより公称(私称)したのか不詳です。
新編武蔵風土記稿による龍生寺阿弥陀堂の縁起
(堀ノ内村)阿彌陀堂
これも寺澤にあり、起立の由及び年代をしらず、二間四方にて西向の堂なり、彌陀は長二尺餘の坐像なり。
鐘楼。七尺四方、鐘径一尺六寸六分、寛政十二年村民與五兵衛建立せり。
石地蔵三十軀。堂の廻りにあり、これも同人の建立する所なり。
寶篋塔。高さ一丈五尺、これも村民與五兵衛が建る所なり。
神明社。わづかなる社なり、これも同人の勧請せる所なり、前に石階ありて、その下に鳥居をたつ社の側に天王三峯の小社あり。(新編武蔵風土記稿より)
龍生寺阿弥陀堂所蔵の文化財
- 龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔(八王子氏指定有形文化財)
龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔
この宝篋印塔は、寛政年間(一七八九〜一八〇〇)阿弥陀堂建立者鈴木与五兵によって建立されたものである。
高さ三m余、形の良く整った代表的な塔である。
宝篋印塔は唐の沙門三蔵(中国の密教を大成させた僧)の訳による「一切如来心秘全身舎利宝篋印陀羅尼経」の教えの中から出た名称である。(八王子市教育委員会掲示より)
龍生寺阿弥陀堂の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 八王子市史
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」