慈眼寺|八王子市片倉町にある曹洞宗寺院

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白花山慈眼寺|武相卯歳観音霊場四十八ヶ所

慈眼寺の概要

曹洞宗寺院の慈眼寺は、白花山と号します。慈眼寺は、畠中遠江が開基、岳應義竪(天正15年1578年寂)が開山となり創建、江戸幕府より寺領6石の御朱印状を拝領したといいます。武相卯歳観音霊場四十八ヶ所42番です。

慈眼寺
慈眼寺の概要
山号 白花山
院号 -
寺号 慈眼寺
住所 八王子市片倉町944
宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



慈眼寺の縁起

慈眼寺は、畠中遠江が開基、岳應義竪(天正15年1578年寂)が開山となり創建、江戸幕府より寺領6石の御朱印状を拝領したといいます。

新編武蔵風土記稿による慈眼寺の縁起

(片倉村)慈眼寺
小名釜窪にあり、禅宗曹洞派、同郡由木村永林寺末、白花山と號す、開山岳應義竪天正十五年十月十日寂す、本尊正観音、長一尺六寸ばかり、宇根木の作なりと云、本堂十間に六間西向なり、寺領六石の御朱印を賜ふ。
山門。正面にあり、二間に三間なり、樓門にて上に撞鐘を掛く、安永三年鑄造の鐘あり、銘文は略せり。
白山妙理権現社。境内の鎮守なり、山門の外にあり。(新編武蔵風土記稿より)

「八王子市史」による慈眼寺の縁起

慈眼寺(片倉村―片倉町九四四)
白花山と号し、本尊正観音、開山は永林寺三世岳応義堅(?~一五八七)で開基は畠中遠江である。この寺は元来文安二年(一四四五)草創の阿弥陀堂の別当である。(八王子市史より)


慈眼寺の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「八王子市史」