雲岳山光照寺|戦後に麻布永坂町から移転してきた寺院
光照寺の概要
浄土真宗本願寺派寺院の光照寺は、雲岳山と号します。光照寺の創建年代等は不詳ながら、現光寺と称して奈良県吉野にあったといいます。元和年間(1615-1624)に浄土真宗へ改め、寛永4年(1627年)麻布永坂町へ移転、戦後に当地へ移転したといいます。
山号 | 雲岳山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 光照寺 |
住所 | 八王子市絹ヶ丘3-8-1 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光照寺の縁起
光照寺の創建年代等は不詳ながら、現光寺と称して奈良県吉野にあったといいます。元和年間(1615-1624)に浄土真宗へ改め、寛永4年(1627年)麻布永坂町へ移転、戦後に当地へ移転したといいます。
「麻布區史」による光照寺の縁起
雲岳山光照寺(本願寺派)永坂町四
本尊阿彌陀如来は恵心僧都作と傳へ、正徳四年十二月二十日良如上人の裏書あり、又聖徳太子木像を安置してゐる。寺傳に依れば當寺は元大和國吉野郡頃蘇村に在つて現光寺と云つたが、兵火に焼かれた爲め時の住僧願正(慶安三年四月十日寂)が太子像を奉じて當地に来り開いたものと云ふ。江戸へ下向の年代は寛永四年二月の頃で真宗になつたのはそれより前の元和年中と傳へてゐる。(「麻布區史」より)
光照寺の周辺図
参考資料
- 麻布區史
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」