常園山皎月院|大石遠江守定久開基
皎月院の概要
曹洞宗寺院の皎月院は、常園山と号します。皎月院は、大石遠江寺定久(皎月院殿英厳道俊居士)が開基となり、玉田存麟(天正14年1586年寂)が開山したといいます。
山号 | 常園山 |
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院号 | 皎月院 |
寺号 | - |
住所 | 八王子市上恩方町9 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
皎月院の縁起
皎月院は、大石遠江寺定久(皎月院殿英厳道俊居士)が開基となり、玉田存麟(天正14年1586年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による皎月院の縁起
(上恩方村)皎月院
境内二萬千五百坪、小名板當にあり、常園山と號す、禅宗曹洞派、これも心源院の末、本堂九間に八間南向なり、本尊釋迦木の坐像長一尺、脇士文殊普賢木の坐像各長八寸、開山玉田存麟、天正十四年寂すといへど、月日を詳にせず、開基は皎月院英岩道俊と云ふ、これ瀧山城主大石源左衛門定久が法謚なり、(新編武蔵風土記稿より)
「八王子市史」による皎月院の縁起
皎月院(上恩方村―上恩方町九)
小名板当にあり、常園山と号す。開山は玉田存麟で、随翁舜悦の師であり、開基は大石遠江寺定久(皎月院殿英厳道俊居士)である。明治二八年焼失、再興現在に至る。境内の垂れ桜の老樹は有名な名木である。江戸時代には境内一二、五〇〇坪、現境内地は大石遠江定久の邸跡とも伝えられている。(「八王子市史」より)
皎月院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」