坂浜天満神社|地頭の天野伝左衛門重政創建
坂浜天満神社の概要
坂浜天満神社は、稲城市坂浜にある神社です。坂浜天満神社は、地頭の天野伝左衛門重政が元禄7年(1694)に創建、昭和11年に、東部上野社、東部稲荷社、於部屋神明社、堂ヶ谷諏訪社、上谷神明社を合祀したといいます。
社号 | 天満神社 |
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祭神 | 菅原道真公 |
相殿 | - |
境内社 | 東部上野社、東部稲荷社、於部屋神明社、堂ヶ谷諏訪社、上谷神明社 |
住所 | 稲城市坂浜967 |
祭日 | 例大祭10月第1日曜日 |
備考 | - |
坂浜天満神社の由緒
坂浜天満神社は、地頭の天野伝左衛門重政が元禄7年(1694)に創建、昭和11年に、東部上野社、東部稲荷社、於部屋神明社、堂ヶ谷諏訪社、上谷神明社を合祀したといいます。
稲城市掲示による坂浜天満神社の由緒
天満神社
神社明細帳によると、元禄7年(1694)に地頭の天野伝左衛門重政によって、創建されたと記されている。御神体である束帯した座像の裏側に「元禄七甲戌年二月二十九日奉納御神体天野伝左衛門」という文字があり、神社明細帳の記録を裏付けている。現在の社殿は、関東大震災の大正15年に再建されたものである。
昭和11年には、東部上野社及び稲荷社、於部屋神明社、堂ヶ谷諏訪社、上谷神明社を合祀している。(稲城市掲示より)
新編武蔵風土記稿による坂浜天満神社の由緒
(坂浜村)天神社
小名鐙野にあり。勧請の年代をしらず。神体は長一尺二寸ばかり。束帯して坐せる像なり。小社にて覆屋あり。三間半に三間東向なり。前に鳥居をたつ。社地古松しげりてものふりたつ所なり。例祭八月二十五日、角力を興行せり。高勝寺持なり。下の二社並におなじ
上野社
小名宮ノ台にあり。これも勧請の年歴をしらず。本地不動の像長八寸。小社にて覆屋三間半に五間半。前に鳥居をたつ。
神明社
小名上谷にあり。小社にて覆屋四間に二間東向なり。前に石階三十六級ありてその上に鳥居をたつ。
諏訪社
村の中程にあり。南向なり。村民持。(新編武蔵風土記稿より)
坂浜天満神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿