連光寺春日神社|連光寺村の鎮守社
連光寺春日神社の概要
連光寺春日神社は、多摩市連光寺にある神社です。連光寺春日神社の創建年代は不詳ながら、連光寺の地名は古く東鑑にも治承5年(1177)に関する記録に地名が見えることから古くよりの創祀ではないかといい、江戸期には連光寺村の鎮守社だったといいます。
社号 | 春日神社 |
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祭神 | 大日孁尊、天児屋根命、武甕槌命、経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | 若宮八幡神社、神明社(境外)、稲荷神社 |
住所 | 多摩市連光寺1-8-9 |
祭日 | 9月第2日曜日 |
備考 | 連光寺村の鎮守 |
連光寺春日神社の由緒
連光寺春日神社の創建年代は不詳ながら、連光寺の地名は古く東鑑にも治承5年(1177)に関する記録に地名が見えることから古くよりの創祀ではないかといい、江戸期には連光寺村の鎮守社だったといいます。
新編武蔵風土記稿による連光寺春日神社の由緒
(蓮光寺村)春日社
見捨地凡六畝餘、村の中央にあり、本社二間四方、南向石の鳥居をたつ、鎮座の年歴を詳にせず、後ちみな同じ、本村の鎮守なり、例祭は九月二十九日なりといふ。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による連光寺春日神社の由緒
春日神社(連光寺25)
創建の年代は不詳である。奈良の春日大社の四社明神を奉斎したとの伝承がある。延宝五年(一六七七)、元禄五年(一六九二)十月、享保四年(一七一九)九月、慶応三年(一八六七)九月の四回、社殿造営をしている。御神体は頭に青龍をいただき笏を持つ座像で、大きさは八―九寸ほどである。(東京都神社名鑑より)
「多摩市史」による連光寺春日神社の由緒
【春日社】連光寺村の中央に位置し、本村の鎮守。例祭は九月二十九日。文化十一年(一八一四)から数年掛け、本殿・拝殿など大掛かりな普請が行われている。(「多摩市史」より)
境内掲示による連光寺春日神社の由緒
創建された年月は不詳であるが春日神社鎮座地、連光寺の地名は東鑑の治承五年四月(一一七七年)に小山田三郎重成に武州多磨郡の内吉富並びに一の宮連光寺を所領に加えたと記されているので、この頃すでに、村落が形成されて、大和国奈良に鎮座する春日神社の神霊を移して祀り、本社の東南約一町に若宮八幡社、西南約三町を隔てて神明社を祀り、境外末社として三社相合ってあたかも奈良の社に倣っていると古来から伝えられている。
爾来数百年間に亘り国家鎮護、五穀豊穣の氏神鎮守として祖先より崇敬を集め且る親しまれ現在に至っている。(境内掲示より)
連光寺春日神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 「多摩市史」