山神社|寿徳寺の弟子守頓坊が生国山城国より岩石を奉戴
山神社の概要
山神社は、多摩市桜ケ丘にある神社です。山神社は、寿徳寺の弟子守頓坊が生国山城国より岩石を奉戴して御神体とし、弘治3年(1557)寿徳寺境内に創建したといい、寺方村の鎮守社だったといいます。
社号 | 山神社 |
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祭神 | 大山祇命 |
相殿 | 山王社、稲荷社 |
境内社 | - |
住所 | 多摩市桜ケ丘4-26-1 |
祭日 | - |
備考 | 旧寺方村鎮守 |
山神社の由緒
山神社は、寿徳寺の弟子守頓坊が生国山城国より岩石を奉戴して御神体とし、弘治3年(1557)寿徳寺境内に創建したといい、寺方村の鎮守社だったといいます。
新編武蔵風土記稿による山神社の由緒
(寺方村壽徳寺項)山神社
内にあり、小社にして九尺に二間の覆屋あり、前に鳥居を立、例祭年々九月十七日、村内の鎮守なり。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による山神社の由緒
山神社(桜ヶ丘4-26-1)
弘治三年(一五五七)三月二十八日の創建で別当寿徳寺の弟子守頓坊が生国、山城国より岩石を奉戴して御神体とした。慶安元年(一六四八)九月九日、村方氏神として免許した。弘化三年(一八四六)十一月再建、明治四十年代の神社合併統合指令により、山王社、稲荷社を相殿とし、昭和十一年八月社殿の改築を行なった。(東京都神社名鑑より)
「多摩市史」による山神社の由緒
【山神社】寺方村の寿徳寺境内にあった当村の鍍守。例年九月十七日に祭礼が行われていた。文政九年(一八二六)・天保九年(一八三八)寺方村・原関戸村・新田村三か村で本社の屋根葺替えと太鼓の張替えを行った資料が残されている(新編武蔵風土記稿より)
山神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 「多摩市史」