権現山宝蔵院|多摩八十八ヶ所霊場
宝蔵院の概要
真言宗豊山派寺院の宝蔵院は、権現山方尺寺と号します。宝蔵院は、権大僧都院栄(永禄十年1567年没)が開山となり、冨永織部が鬼門除に創建したといいます。多摩八十八ヶ所霊場9番です。
山号 | 権現山 |
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院号 | 宝蔵院 |
寺号 | 方尺寺 |
本尊 | 不動明王像 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
住所 | 稲城市坂浜2995 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 多摩八十八ヶ所霊場9番 |
宝蔵院の縁起
宝蔵院は、権大僧都院栄(永禄十年1567年没)が開山となり、冨永織部が鬼門除に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による宝蔵院の縁起
(坂浜村)宝蔵院
境内除地、年貢地、入台小名根方にあり。権現山と号す。真言宗にて、高勝寺の末寺なり。開山印栄永禄十年七月十日寂す。本堂七間四方南向なり。本尊不動長一尺八寸許。(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による宝蔵院の縁起
権現山宝蔵院方尺寺は、永禄十年(1567年)に没した権大僧都院栄の開山にして、冨永織部が鬼門除に創立したるものなり。
明治六年本堂にて立志学舎を開校し、明治四十二年に至るまで地域の教育を担う。
昭和二十年五月戦災により堂宇悉く焼失せり。昭和三十九年九月本堂を再建し、併せて稲城老人会館を設立す。現在檀家は四十戸なり。
稲城市文化財専門委員加藤貞二謹誌(境内石碑より)
宝蔵院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿