国宝山医王寺|関東九十一薬師霊場、多摩川三十三観音霊場
医王寺の概要
天台宗寺院の医王寺は、国宝山甘露院と号します。医王寺の創建年代は不詳ですが、一向宗(浄土真宗)であった寺院を僧英順が元文2年(1737)天台宗寺院に改めて開山したといいます。多摩川三十三観音霊場23番、関東九十一薬師霊場2番札所です。
山号 | 国宝山 |
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院号 | 甘露院 |
寺号 | 医王寺 |
本尊 | 薬師如来坐像 |
宗派 | 天台宗 |
住所 | 稲城市大丸1417 |
葬儀・墓地 | 医王寺国宝殿 |
備考 | 多摩川三十三観音霊場23番、関東九十一薬師霊場2番札所 |
医王寺の縁起
医王寺の創建年代は不詳ですが、一向宗(浄土真宗)であった寺院を僧英順が元文2年(1737)天台宗寺院に改めて開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による医王寺の縁起
(大丸村)医王寺
境内除地、一段三畝、字西田にあり。国宝山と号す。天台宗、府中安養寺末、元文二年僧英順住職の時、台教を奉ぜしにより、今英順を開山とせり。その前は一向宗なりしと云のみにて詳なることを傳へず。本尊薬師坐像にて長一尺ばかり。客殿五間に七間半東向なり。門は両控作にて柱間七尺あり。
什物鞍一口。青貝を以飾れり。いつの比にや村内の里正より寄進する所也。(新編武蔵風土記稿より)
医王寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿