小川日枝神社|神官山口求馬が山王日枝神社を勧請
小川日枝神社の概要
小川日枝神社は、小平市小川町にある日枝神社です。小川日枝神社は、神官山口求馬が東京赤坂日枝神社の分霊を勧請して万治元年(1658)に創建、宝暦5年(1755)当地へ遷座したといいます。
社号 | 日枝神社 |
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祭神 | 大山咋命 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷社 |
住所 | 小平市小川町1-303 |
祭日 | 4月8日 |
備考 | - |
小川日枝神社の由緒
小川日枝神社は、神官山口求馬が東京赤坂日枝神社の分霊を勧請して万治元年(1658)に創建、宝暦5年(1755)当地へ遷座したといいます。
新編武蔵風土記稿による小川日枝神社の由緒
(小川村)日吉山王社
除地、一町四段一畝廿歩、本社二尺四方、上屋二間四方、神體白幣、例祭六月十五日、ここも鎮座の初を傳へず、神主は江戸麹町山王の神主樹下氏の支配山口大和なり。(新編武蔵風土記稿より)
北多摩神社誌による小川日枝神社の由緒
小川村開発の時、神官山口求馬が万治二年東京赤坂日枝神社の分霊を奉斎したのが縁起である。宝暦元年大風で神殿が破損し、々五年に現在の地に再建した。(北多摩神社誌より)
小平市教育委員会・小平郷土研究会掲示による小川日枝神社の由緒
日枝神社
この社は、江戸麹町(現千代田区永田町)の日枝神社の分祀として、山王宮の神主山口大和守求馬が小川村の開発者小川九郎兵衛と協力して、万治元年(1658)現在の地より100メートルほど西に日吉山王社としてまつったものである。神明宮とともに「山王さま」の呼名で、一村の鎮守として村人の崇敬の社であった。
宝暦元年(1751)の台風により神殿が大破したので、同5年(1755)に現在の場所に再度再建した。以来村中でまつる神社なので、村民一同が申し合わせて万延元年(1860)から昭和の初期まで、毎年4月8日に神楽などの神事奉納が行われていた。
明治元年(1868)9月に、日吉山王宮を日枝神社と改称した。
現在の社殿は、昭和27年(1952)11月に建立されたものである。(小平市教育委員会・小平郷土研究会掲示より)
小川日枝神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 北多摩神社誌