平安神社|旧称白山社
平安神社の概要
平安神社は、国分寺市東元町にある神社です。平安神社の創建年代等は不詳ながら、白山社と称し、嘉永元年(1848)に再建されたといい、昭和21年平安神社と改称したといいます。
社号 | 平安神社 |
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祭神 | 菊理媛命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 国分寺市東元町1-29-20 |
祭日 | - |
備考 | - |
平安神社の由緒
平安神社の創建年代等は不詳ながら、白山社と称し、嘉永元年(1848)に再建されたといい、昭和21年平安神社と改称したといいます。
新編武蔵風土記稿による平安神社の由緒
(国分寺村)
記載なし(新編武蔵風土記稿より)
北多摩神社誌による平安神社の由緒
記載なし(北多摩神社誌より)
「国分寺市有形文化財調査報告書(神社・寺院)」による平安神社の由緒
平安神社は東元町一丁目、元町通りから150メートル程北側に進んだ場所に位置します。社殿は市道に東面し、敷地東南に面して開き、鳥居、狛犬等を配します。敷地北東が公園、北西に社務所が建ち、参道の突き当たりに拝殿を始めとする社殿が鎮座します。祭神は菊理媛命。
当社は従来、嘉永2(1849)年の創建とされていましたが、今回の調査で嘉永元(1848)年における社殿の造営は再建であることが棟札の記載から明らかになったため、これ以前に創建が溯ることが明らかとなりました。かつて本社は白山宮、白山神社と呼称していましたが、昭和21(1946)年に至り現称の平安神社へと改称したことも今回の調査で明らかとなりました。なお、言伝えによると当社は一時期、本村の八幡神社へ合祀され、後に分祀されたとします(『国分寺市の神社・寺院』)。社殿は三間社の本殿と、拝殿と本殿覆殿が一体となった橦木形の半面を持つ拝殿からなります。(「国分寺市有形文化財調査報告書(神社・寺院)」より)
平安神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 北多摩神社誌(北多摩神道青年会むらさき会)
- 「国分寺市有形文化財調査報告書(神社・寺院)」