関野天神社|関野新田の南方飛地(南関野)の鎮守
関野天神社の概要
関野天神社は、小金井市東町にある神社です。関野天神社は、享保7年(1722)創建と伝えられ、関野新田の南方飛地(南関野)の鎮守だったといいます。
社号 | 天神社 |
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祭神 | 菅原道真 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 小金井市東町2-12-8 |
祭日 | 9月25日 |
備考 | - |
関野天神社の由緒
関野天神社は、享保7年(1722)創建と伝えられ、関野新田の南方飛地(南関野)の鎮守だったといいます。
新編武蔵風土記稿による関野天神社の由緒
(関野新田)天神社
除地、一段歩、南の方飛地の内にあり。上屋二間半に二間、中に小祠を置く。南向、例祭九月廿五日、南関野の鎮守なり。村内真蔵院の持なり。(新編武蔵風土記稿より)
「北多摩神社誌」による関野天神社の由緒
享保七年正月中創建と伝えられる。元文元年辰十二月関野神殿検地帳によれば、関野南割天神社地長十五間横十間とある。棟札によれば延享四丁卯歳十二月二十八日天神宮一宇建立、又宝暦七丁丑歳十一月二十五日天神宮上屋建とある。(「北多摩神社誌」より)
「小金井市史」による関野天神社の由緒
天神社
(所在地)東町2の168。祭神は菅原道真。享保7年(1722)正月の建立という。本社は間口91cm、奥行2.73m、拝殿は間口5.46m、 奥行3.64m。神体は木像高さ30cmぐらい。大幟は天満宮とあり。例祭は9月25目。本殿神扉内側に梅とうぐいすの彩色画がある。正月にはこのうぐいすが鳴くと里人は伝えている。
『新編武蔵風土記稿』に「天神社 除地一段歩。南の方、飛地の内にあり。上屋二間半に二間。中に小祠をおく。南向。例祭九月二十五日。南関野の鎮守なり。真蔵院の持なり」と記載してある。
境内に庚申塔・石橋供養塔がある。(「小金井市史」より)
関野天神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 北多摩神社誌(北多摩神道青年会むらさき会)
- 「小金井市史」