木曾山福昌寺|徳川家康の遺骸を久能山より日光へ移送の際の休息所
福昌寺の概要
曹洞宗寺院の福昌寺は、木曾山と号します。福昌寺は、高洲快天和尚が永禄11年(1568年)に創建したといい、徳川家康の遺骸を久能山より日光へ移送の際には休息所となったといいます。
山号 | 木曾山 |
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院号 | - |
寺号 | 福昌寺 |
住所 | 町田市木曽西3-3-18 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
福昌寺の縁起
福昌寺は、高洲快天和尚が永禄11年(1568年)に創建したといい、徳川家康の遺骸を久能山より日光へ移送の際には休息所となったといいます。
新編武蔵風土記稿による福昌寺の縁起
(木曾村)福昌寺
除地、七段五畝二十七歩、本村にあり、曹洞宗、相州津久井郡根小屋村功雲寺の末、木曾山と號す開山僧快天永禄十一年創建す、本堂九間に六間、本尊釋迦木の坐像、長一尺。(新編武蔵風土記稿より)
「町田市史」による福昌寺の縁起
福昌寺(木曽西2228)
所在地 町田市木曾町。
宗派 曹洞宗。神奈川県津久井郡根小屋功雲寺末。
山寺号 木曾山福昌寺。
開山 仏光禅寺を開山として、永禄一一年(一五六八)二月高洲快天和尚創立。
本堂 間口五間半、奥行六間半、位牌堂二間に三間のものを付属している。入母屋亜鉛葺木造。明治四〇年一二月三〇日焼失。同四五年一月再建のもの。
本尊 釈迦、木座像、長一尺。
子育地蔵 恵心作と伝えるものを置く。
庫裡 本堂と同時建築、瓦葺木造平屋三一坪。
客殿 八坪。
元和元年(一六一五)三月徳川家康の遺骸、久能山より日光移送のおりの休息所となった寺と伝える。
庭樹公孫樹、樹齢推定四〇〇年の老樹がある。
総門 石柱。(「町田市史」より)
福昌寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「町田市史」