天ヶ瀬八坂神社|天ヶ瀬地区の総鎮守
天ヶ瀬八坂神社の概要
天ヶ瀬八坂神社は、青梅市天ヶ瀬町にある神社です。天ヶ瀬八坂神社の創建年代等は不詳ながら、牛頭天王と称していたといい、明治35年八坂神社と改めたといいます。
社号 | 八坂神社 |
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祭神 | 須佐之男命 |
相殿 | 菅原道真公 |
境内社 | - |
住所 | 青梅市天ヶ瀬町958 |
祭日 | 5月5日 |
備考 | - |
天ヶ瀬八坂神社の由緒
天ヶ瀬八坂神社の創建年代等は不詳ながら、牛頭天王と称していたといい、明治35年八坂神社と改めたといいます。
新編武蔵風土記稿による天ヶ瀬八坂神社の由緒
(青梅村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による天ヶ瀬八坂神社の由緒
創立不詳。もと牛頭天王と称し、文化二年(一八〇五)社殿を再建。明治三十五年、現社号に改めた。(東京都神社名鑑より)
「西多摩郡村誌」による天ヶ瀬八坂神社の由緒
八坂大神
雑社。社地二間ニ三間。面積六坪。元標ヨリ未申ノ方、字天ヶ瀬九百五十八番、山林八畝十八ト、村民並木庄吉所有地ノ内ニアリ。速須佐之男命ヲ祭ル。鎮座年月干支未詳ナラズ。元牛頭天王ト稱ス。維新ノ際社號改替ス。宮本鎮兼勤奉仕ス。
稲荷大神
雑社。宇迦之御魂命ヲ祭ル。鎮座年月干支未詳ナラズ。元稲荷大明神ト稱ス。維新ノ際社號改替ス。
八幡大神
雑社。社地縱三間、横二間。面積七坪。譽田別命ヲ祭ル。鎮座年月干支未詳ナラズ。元八幡宮ト稱ス。維新ノ際社號改替ス。例祭八月十五日。宮本鎮兼勤奉仕ス。(「西多摩郡村誌」より)
境内掲示による天ヶ瀬八坂神社の由緒
当八坂神社は、祭神として素戔嗚尊を斎き祀り、天ヶ瀬地区の総鎮守として古き昔より人びとの厚い崇敬を集めております。
当社は古くは『牛頭天王社』と尊称され、その由来は往昔、祇園祭でその名も高い京の都の祇園社、また武塔天神とも称えた牛頭天王社を分社し、この地に移し奉祀した由緒ある神社であります。
牛頭天王社とは普く人の知るとおし素戔嗚尊の別の御名である、牛頭天王を祀る神社であり、日本書紀に識されてあるとおりであります。
当社が何時の時この地に奉祀されたかは今は詳らかにしませんが、青梅を中心にこの地方随一の古社であることは、江戸開府以前は武蔵と甲斐をつなぐ要衝の地であったこの天ヶ瀬に奉祀されていたことからも明らかであります。
爾来、『牛頭天王社』は御神徳いよいよ高く、『お天王さま』と一般から等しく親しまれて来たのでありましたが、明治元年神社法の公布により、京都の本社が八坂神社とその名を改め、今日に至っているのであります。(境内掲示より)
天ヶ瀬八坂神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 西多摩郡村誌