三柱神社|文明17年平山氏が造立、三宝荒神
三柱神社の概要
三柱神社は、青梅市今井にある神社です。三柱神社の創建年代等は不詳ながら、文明17年(1486)平山氏造立したとも、 町田家の祖先二代目町田市之丞氏が文禄2年(1593)に祀ったともいい、町田嘉右衛門が寛政元年(1789)社殿を創設したといいます。
社号 | 三柱神社 |
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祭神 | 火産霊神、奥津彦神、奥津姫神 |
相殿 | - |
境外社 | - |
住所 | 青梅市今井1-608 |
祭日 | 5月1日 |
備考 | - |
三柱神社の由緒
三柱神社の創建年代等は不詳ながら、文明17年(1486)平山氏造立したとも、 町田家の祖先二代目町田市之丞氏が文禄2年(1593)に祀ったともいい、町田嘉右衛門が寛政元年(1789)社殿を創設したといいます。
新編武蔵風土記稿による三柱神社の由緒
(今井村)荒神社
社地六歩許、村内東の方にあり、一間四方の社西向、神體圓鏡の内に鑄附し像なり、田安殿領地にあり、これは村民持(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による三柱神社の由緒
寛政元年(一七八九)十二月吉日、町田嘉右衛門の創立による。(東京都神社名鑑より)
「西多摩郡村誌」による三柱神社の由緒
三柱大神
雑社。社地縱六間、横五間、面積三十坪。子丑ノ方座城ノ腰六百八番宅地六畝拾六歩、村民町田萬次郎所有地ノ内ニアリ。火産靈命、奥津彦命、奥津姫命三柱ヲ祭ル。鎮座年月干支未詳ナラズ。元三寶荒神ト稱ス。維新ノ際社號改替ス。社地ニ杉老樹圍ミ五尺餘リナルアリ。里人神木ト稱ス。其他一株ノ木蓮花圍ミ三尺餘リ、四株ノ栂、十五六株ノ雅木ノ杉群立タリ。例祭毎年四月(きじゅるなし)ナリ。此神、養蠶ノ守護神ナリトテ祭日ニハ遠近擧テ郡参シ米粉ニテ造リシ繭玉ヲ木ノ枝ニ挿シ神前ニ捧蠶ノ繁榮ヲ祈リ、然シテ之ヲ持シテ家土産トナスヲ詣人の習トナセリ。(「西多摩郡村誌」より)
境内掲示による三柱神社の由緒
創立文明十七年(一四八六)平山氏造立。広く荒神様として親しまれ、明治維新まで「三宝荒神」と呼ばれていました。
町田家の祖先二代目町田市之丞氏が文禄二年(一五九三)生活に最も大切な火を崇めるために祀ったのが始まりと伝えられる。火産霊神、奥津彦神、奥津姫神を祀り、産業火難除の守神様として信仰されて今日に至っております。
寛政元年(一七八九)十二月吉日願主町田喜右衛門氏が神殿を創設してからは近くは勿論遠くは千葉県群馬県などから参拝者がありにぎわうようになりました。(境内掲示より)
三柱神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 西多摩郡村誌