沢井甲子社|旧号子ノ神
沢井甲子社の概要
沢井甲子社は、青梅市沢井にある神社です。沢井甲子社の創建年代等は不詳ながら、かつては子ノ神と称し、明和2年(1765)・寛政元年(1789)と改修され、明治維新に妻子て甲子社と改号したといいます。
社号 | 甲子社 |
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祭神 | 大国主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 青梅市沢井3-817 |
祭日 | - |
備考 | - |
沢井甲子社の由緒
沢井甲子社の創建年代等は不詳ながら、かつては子ノ神と称し、明和2年(1765)・寛政元年(1789)と改修され、明治維新に妻子て甲子社と改号したといいます。
新編武蔵風土記稿による沢井甲子社の由緒
(澤井村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による沢井甲子社の由緒
創建年代不詳。古くは子ノ神と称した。明和二年(一七六五)五月再興。寛政元年(一七八九)五月十六日さらに再興重修を行なった。明治三年十月に社殿を改め、社号を甲子社とした。同八年十月据置衆庶参拝の許可を得て、同十二年、神奈川県神社明細帳に記載される。(東京都神社名鑑より)
「西多摩郡村誌」による沢井甲子社の由緒
甲子社
社地縦三間、横二間、面積六坪。元標ヨリ戌ノ方、上分字中風呂八百十七番ノ山林廿五トノ内ニアリ。村民十四戸ノモノゝ共有地ナリ。大國主命ヲ祭ル。鎮座年月干支未詳ナラズ。元子ノ神ト稱ス。維新ノ際社號改替ス。社ノ後背ハ高サ一丈五尺有餘ノ巌石ナリ。石階ノ傍ニ圍ミ一丈六尺有餘、杉ノ舊株アリ。例祭二月十五日ナリ。
社殿。壹間一尺五寸ニ一尺二寸八ト・
覆舎。四尺五寸ニ三尺五寸、杉皮葺、辰巳向ナリ。
神鏡。壹面。徑リ三寸五ト。裏ニ松ニ小鳥ノ形アリ。
真鍮幣。一。長八寸。
舊神像。長六寸。臺座ノ裏ニ子神秘像運慶作寛政元己酉五月再興之方主清瀧山大仲寺祐海地主市川勘兵衛、トアリ。素ヨリ佛體ナルカ故ニ維新ノ際神佛混淆禁止ノ令アリシヨリ取除キ他ニ蔵メ置ク。
板札二枚。一ハ長八寸、幅四寸。上ニ梵字、奉再興迂宮子神秘像寛政元己酉年五月吉十六日、トアリ。一ハ長八寸、幅三寸。去明和二乙酉年九月廿七日再興也先年ヨリ秘像運慶之作申傳也、トアリ。舊神像ト共ニ取除キテ今ハ他ニ蔵メ置ク。(「西多摩郡村誌」より)
沢井甲子社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑