塩船神明社|神門院が管理していた社
塩船神明社の概要
塩船神明社は、青梅市塩船にある神社です。塩船神明社の創建年代等は不詳ながら、かつては神門院が別当寺として管理、慶安2年には社領3石の御朱印状を拝領していたといい、明治6年には村社に列格したといいます。
社号 | 神明社 |
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祭神 | 天照皇大神、豊受姫大神 |
相殿 | - |
境内社 | 八坂大神社、三社明神(市杵島姫命・火産霊命・菅原道真公) |
住所 | 青梅市塩船210 |
祭日 | 4月11日 |
備考 | - |
塩船神明社の由緒
塩船神明社の創建年代等は不詳ながら、かつては神門院が別当寺として管理、慶安2年には社領3石の御朱印状を拝領していたといい、明治6年には村社に列格したといいます。
新編武蔵風土記稿による塩船神明社の由緒
(鹽船村)神明宮
村内鹽船寺より南の方にあり、小祠なり、御朱印三石の社領を附せらる、鎮座の年歴及び縁起詳かならず。
別當神門院
神明社地に住す、鹽船寺の門徒なり、本堂三間に六間南向、本尊虚空蔵長一尺二寸、開基詳かならず、古へ神門坊と稱す、後院號に改。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による塩船神明社の由緒
創立年代不詳。もと神明大神宮と称し。慶安二年(一六四九)十月十七日、徳川氏より社領三石の朱印状を賜わった。別当神門院が無住のため社記を失う。明治維新のさい、社領上知。また神仏分離令により、別当を廃し神官を置いた。明治九年本殿・拝殿・鳥居等を再建した。(東京都神社名鑑より)
「青梅市史」による塩船神明社の由緒
神明社
塩船に鎮座する。祭神は天照皇大神、豊受姫大神で、例祭は一月二十一日であったが現在は四月十一日である。創建年代は不明。古くは神明大神宮と称し、慶安二年(一六四九)、徳川幕府より社領三石の朱印状を受けた。神門院が別当の時代もあった。明治六年、村社に列格、同九年本社・拝殿・鳥居を再建。昭和五十五年、社殿改築、平成三年、水舎を建てた。境内面積は六一二坪(二、〇二〇平方メートル)である。(「青梅市史」より)
塩船神明社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 青梅市史